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今回は、8月の「お知らせ」に掲載した、応募により選定された

国土交通省住宅局「令和2年度 住まい環境整備モデル事業」

      テーマ

共生のまちづくりに向けて、知的障害者の「終の棲家」をつくる提案

 の内容について、少し具体的にお知らせします。

 
 

<提案事業の背景>

*我が国は、2014年以降、障害者の住居において、「施設から地域へ」を掲げ、施設を建設することが認められなくなりました。成人となった障害者は、地域においてグループホームで暮らす事となりましたが、そこで終末期まで居住できるところはまだ少なく、まして医療的ケアの必要な障害者の受け入れをおこなっているところは、地域内には、存在していません。
*知的障害者も高齢になると、一般的な高齢者施設への転居を余儀なくされているのが、現状です。
 

<本提案事業で解決したい課題>

*特に、知的障害者には、「独特のこだわり」があり、それは生涯続く物でもありますが、そんな方々を一般的な高齢者施設で、一般の高齢者支援をしている介護人達が、彼らを理解し、的確な支援をしていただけるところが、あるでしょうか。
「袖ヶ浦の入所施設で支援者が利用者を暴行」「やまゆり園の前職員による殺傷事件」対応は、取り残されてしまっているのが現状ではないでしょうか。
 

*誰しもが、住み慣れた環境で最期の時まで暮らし続けることが出来ること、また理解している家族や知っている人達のそばで、「最期まで幸せ」のまま過ごしたいと思っているのではないでしょうか。

  

<課題への解決方策
それが私達が目指すグループホーム 終の棲家「グループホーム カラマ・フリーヤ」です。

私たちは重度知的障害を持つ子の親であると同時に、医療・介護に携わっている専門職でもあります。今までの経験と実績をもとに、医療の側や障害特性に配慮したアプローチをすることで、
 彼らが「地域で生き、そして幸せに死んでいく」ためのモデルを構築していくことを目指します。

そのために、地域との連携体制は、不可欠です。積極的に構築していきます。
 

karama-alhuliya

 終の棲家「グループホーム カラマ・フリーヤ」とは

アラビア語で、「尊厳(karama)」自由(alhuriya)」の意味を込めて命名した私達の目指すグループホームは、<医療ケア付き知的障害者共同生活援助施設の計画>です。
・高齢になっても転居をしなくて済むよう、在宅医療の積極的な支援を実践し、終末期まで過ごすことができる、
「看取り」まで出来る住まいの提供です。
 
*そのためには、重度知的障害者のケアをする世話人の育成・サポートや入居者の障害特性である「こだわり」を的確に理解し、不安軽減の働きかけのできるスキルを持った職員を増やすといったグループホーム運営のソフト面も構築していかなければなりません。
地域福祉の拠点となる実践の場を設ける計画です。

利用者本人も、支援側も、利用者の家族も困らない場所であることこそ、グループホームにおける大切なことであると考えています。
 利用者の特性を支援者に理解していただき、

「地域に住まうこと」
をアプローチしていきます。
< グループホーム運営予定時期:令和5年度 >
 
2021年11月
合同会社 M'sトライアングルカンパニー